こちらでは実際に不動産に関わる「お金」について、賃貸と購入とに分け、ご案内いたします。
賃貸
家賃について
●家賃とは
家賃とは、居住用建物の使用収益に対する経済的な対価であります。簡単に言えば、部屋を使用させてもらうことに対して、大家さんにお支払いするお金です。月々前払いのかたちで支払われている賃料が一般的で、一ヶ月に満たない場合には日割りにて清算致します。
●共益費・管理費とは
共益費は、共用部分の電気代や、共用部分の清掃費用、場合によっては共用部分の水道代など、共用部分を維持管理する為に必要な費用の事を言います。
管理費は、その物件を管理する為に必要な費用という意味です。
賃貸住宅の場合、同じ意味として使われている事が多いのが実情です。
契約について
●申込金とは
申込み時に「借りたい」という意思を示すために預けるお金が申込金です。各都道府県によって申込金を不要とする所もあり、書類での申し込みだけでOKという不動産会社もあります。しかし、他にも借りたい人がいる場合、こちらの強い意思を示すためなどの目的で払う場合もあります。もちろんこの申込金は、費用に充当できます。
●敷金・礼金とは
敷金とは、家賃の支払いの保証のために不動産屋さんに預けておくお金のことです。現在は、ハウスクリーニング代と相殺するケースが多いです。
礼金とは、大家さんにお支払いするお礼金なので、戻ってくるお金ではありません。
●仲介手数料とは
賃貸で家を契約するとき、仲介斡旋して頂いた不動産会社に支払う手数料です。宅地建物取引業法ではその取引における上限が「賃料の1か月分」+消費税が認められています。(店舗などの賃貸ではこの場合とは限りません。)
購入
住宅ローンについて
●借入の注意点
住宅ローン商品の種類は数多くあり、これを選定するには多くの情報を集め検討しなければなりません。当社は、お客様の状況に応じた住宅ローンを提案致します。是非ご相談下さい。
●手続きに必要な諸経費について
必ず必要なものとして印紙代、登記費用、固定資産税日割り、等があります。また、住宅ローンでは銀行等の手数料・保証料・火災保険料等があります。
税金と登記費用について
●不動産所得税
不動産(土地・家屋)を取得したときにかかる税金です。取得後、1回だけの税金で6ヶ月~10ヶ月位の間に納付書が届きます。びっくりする金額の納付書ですが、条件に該当する方は軽減措置を受けれます。
●固定資産税
固定資産税はその名のとおり、土地、家屋にかかる税金で1月1日の所有者が納税義務者になります。また年間4回にて納付できます。
●登記費用
登記費用とは司法書士に支払う所有権移転・保存・設定登記などがあります。その登記費用の内訳は①登録免許税②司法書士の報酬(これには消費税がかかります)となります。
また、土地家屋調査士や行政書士に支払う表示登記・地目変更・更正・分筆登記などがあります。
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